Living Loving Leuven

溜池や ナマズ飛び込む 水の音

出発前夜

 ついに、ベルギーに出発する日がやってきました。本来ならば、4月1日発の成田ーブリュッセル直行のANA便で渡航予定でしたが、フライトスケジュールの変更がありました。しかも、私は関西に住んでいるのですが、伊丹ー成田間のANA便はすべてキャンセルに。ふだんならば、関空から行く手もありますが、KLMしか飛んでおらず、オランダのコロナの感染状況がどうなるか見通しがつきません。そのため、前日に新幹線で東京まで行き、成田で一泊することにしました。
 これは予想より良案でした。私がベルギー入国に際して必要されたのは、「72時間以内のPassenger Locator Form*1への記入」+「48時間以内のPCR検査の陰性証明」+「入国後10日間の自己隔離」です。そのため、この日に成田空港の即日PCR検査を受けましたが、「最速2時間」とうたっているものの、結果がわかるのは4時間後。そんなに混んではいないように見えましたが、これだけ時間がかかるので、余裕を持って受けた方がいいと思います。
 PCR検査の会場の医療関係者のみなさんは、本当に親切でテキパキしていました。机や文房具にいたるまで、常に消毒をしてくださっています。検査は唾液と鼻腔ぬぐい液かを選べました。私は唾液のほうがよかったのですが、「断言はできませんが、入国先の指定がないなら、念のために鼻でやったほう安心かもですね」とアドバイスをいただき、鼻にしました。さすがに慣れてらっしゃるので、そんなに痛くなくてよかったです。(インフルエンザの時は泣くほど痛いことありますもんね)
 検査結果を待つ間に、東京都内に向かって、国内最後の仕事の打ち合わせを一件をすませました。大事な仕事だったので、顔を合わせて話しておいて正解だったかもしれません。オンラインミーティングは便利ですが、繊細な話はやはり会ったほうがよく伝わると感じています。
 そして、成田空港に戻って検査結果を受け取りました、無事に陰性。Passenger Locator Formも入力しましたが、私は入国後の再検査は必要ないとのこと。一安心。
 空港近くのホテルに泊まって、明日の出発に備えます。