Living Loving Leuven

溜池や ナマズ飛び込む 水の音

ベルギー入国

 4月3日にベルギーに入国しました。ただでさえベルギーのビザの取得は煩雑な手続きがある上、コロナ渦で暗中模索しながら、渡航日まで必死に準備してきました。実は一ヶ月前まで、所属大学の事務員さんが、渡航の件で交渉をしてくれているような状況で、当日になってもまだ「行く」という実感がありませんでした。
 パートナーが成田空港まで来てくれて、荷物検査のところで見送ってくれました。映画やテレビドラマでよくある場面のようで、不思議な気分でした。残念ながらコロナの影響で、がらんとして寂しい空港だし、この時期に渡航するのはビジネスもしくは海外在住者なので、独特の空港の賑わいは皆無で、淡々とみんなゲートをくぐっていきます。それでも、何度か振り返ってパートナーのほうを見てしまいました。さすがに一年、会えないというのは、付き合い始めて20年以上なかったことです。(パートナーは、入国規制が緩和され次第、こちらに短期滞在するつもりのようですが)
 ANAの成田ーブリュッセル行きの直行便を使いましたが、子連れが多くて機内はとってもにぎやか。私はいつも寝れないのでスマホにダウンロードしておいた映画を見たり、お菓子を食べたりして過ごしました。フライトアテンダントさんは終始、親切でした。
 そして、入国審査へ。私はビザを持って入国するのは初めてだったので、ドキドキしましたが、ブリュッセル空港の窓口はいつも通り、3分もかからずに通してくれました。「パスポート」+「PCR検査の陰性証明」+「Passenger Locator Form(スクリーンショット)」を揃えて用意していたので、審査官に親指をたてて「完璧」と言われました。よかった、よかった。
 万が一の遅延や再PCR検査に備えて、この日はブリュッセル空港前の前のホテルに泊まりました。レストランはクローズし、いつもなら空港内で開いているスーパーマーケットも早期に閉鎖。夕食と昼食はルームサービスをとることにしました。初めて頼んだのですが、電話にでたスタッフが親切でいろいろと教えてもらって、白アスパラガスのクリームソースがけを頼みました。のんびりできてよかったです。
 困ったことに、空港のSIMカードショップも閉鎖されています。しかたないので、日本のDOCOMOの海外利用の有償パックを使うことにしました。仕事のために電話番号をキープしておいたのですが、よかったです。
 ままならないことも多いですが、とにかく入国できてなによりでした。