Living Loving Leuven

溜池や ナマズ飛び込む 水の音

英語ジャーナルの企画編集

 去年から、某英語ジャーナルでの特別企画の編集チームに入っています。ほとんど英語論文を書いたこともない私が、編集チームにいるというのは、ちょっと分不相応でもあります。が、大学院時代の元指導教員に、編集チームに誘われたときに、「そろそろ、あなたもそのレベルの仕事に関わっていく時期だと思う」とアドバイスされて、思い切って挑戦したのでした。
 そうは言うものの、私は戦力としてはたいして役に立ちません。メイン業務は、業績も多く、非常に積極的で人脈豊富なジュニア研究者がやってくれています。その仕事をそばで見ているだけでも勉強になります。私はコントリビューターを探したり、まわってきたエディターレビューを書いたりしているだけですが、今後は自分がこういう仕事をまわせるようになりたいものだと思っています。
 そもそも、その研究者と知り合ったのは、一昨年の去年の国際学会でした。全く知らない、地域的にも関わりのない研究者だったのですが、報告がとても面白かったので、質疑応答の後に少し話して、自分の資料を見せたところ、関心を持ってくれました。そして、一週間後には「ぜひ、企画を一緒にやろう」と声をかけてくれました。とんとん拍子に話が進んでいまに至ります。対面での学会をやってる頃には、こんな出会いもあったんですよね。
 オンラインでの対応も大事なのですが、やはり会って話して、「この人はピンとくる」という直感で、ものごとが前に進むこともたくさんありますね。