ビルバオ（スペイン）滞在

　友人がビルバオの研究所に異動したので、訪問しました。基本は研究打ち合わせだったのですが、せっかくなので観光もしてきました。
　ビルバオは、スペイン北部のバスク地方にある中心的な都市です。独立運動で激しい衝突があった街ですが、いまはすっかり落ち着いています。しかし、その歴史の影響で独立した文化と経済圏を保っている土地でもあります。治安が良く、観光地としても花開いている美しい街でした。
　ベルギーからは、ブリュッセル空港からビルバオ空港まで2時間程度。コロナの影響で、格安航空便が激減していた時期でもあり、私はブリュッセル航空を使いました。でも座席もボロいし、サービスも貧弱なのに、運賃は高いという、あんまりいい異印象はなかったです。日本国内だと北海道までANAでいくくらいのお値段でした。
　さらに、私はまだワクチン接種が1回しか終わっていなかったので、行き帰りはPCR検査が必要でした。これは、ベルギー政府が2回まで費用を負担してくれるので、ありがたく無料で受けました。空港で受けましたが、予約していれば5分も待たずに検査でき、24時間以内にメールで結果が送られてきます。大変便利でした。
　ビルバオ空港は、市街地の中心部から離れておらず、アクセスが良いです。私はバスを使ったので3ユーロくらいでした。バスは、グッゲンハイム美術館（特徴的な建物！）の脇を通り抜けていきます。

　美しい街並み。市街をぶらぶらするだけでも楽しめます。

　私はロープウェイーで山上まで行って街を見下ろしました。

　そのあと、冒険心が出てGoogleマップを頼りに歩いて下山……しようと思ったものの、盛大に民家に迷い込みました。団地に住んでいる子連れの女性が、身振りで「あっちにいったら駅に降りられる」と教えてくれました。親切な人でよかった！
　街中には素敵なグラフィックアートもたくさんありました。

　超人気のジェラート屋さんがあったので、モリモリにして注文しました。このお花のアイスが大流行しているそうです。イタリア発だとか。こういう写真映えするお菓子は世界どこでも人気ですね。