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溜池や ナマズ飛び込む 水の音

ビルバオ近くのサン・ファン・デ・ガステルガチェ(San Juan de Gaztelugatxe)島

 友人とせっかくなので、ビルバオからバスで2時間ほど揺られてサン・ファン・デ・ガステルガチェに行ってきました。ここは、スペインの絶景ベスト1に選ばれたほどの美しい島。一人だと勇気がいりますが、友人がスペイン語が多少なりともできるので、チャレンジです。
 ちなみに、私たちはビルバオからのバスの終点で降りて、歩いていきました。バスの運転手さんが親切で「乗り継ぎがあるよ」と教えてくれましたが「歩いて行くね!」というと「マジかよ」とびっくりされました。1時間くらいの坂道で大変と言えばそうですが、風景は美しいので晴れた日なら歩いても気持ちが良いです。
 これがサン・ファン・デ・ガステルガチェ。入場は無料ですが、コロナのために予約が必要です。
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 この日はよく晴れて最高の眺めでした……が、どこか山陰地方の趣があって、二人で「日本みたい」と笑ってしまいました。(友人は日本での滞在経験があるのです)長い階段を降りて行くのも、山口の元乃隅神社と似た雰囲気があります。
 島はもともと修道院があって、修行僧が暮らしていたそうです。血生臭い歴史もあるそうで、できれば島に渡ってみたかったですが、今は工事中で閉鎖されていました。なお、地元では病の治癒のお祈りをする、観音様のような存在でもあったよう。思いっきり現世利益ですが、地方にいけばこういう民間信仰が入り混じっているのは、どこも同じだなあと思うなど。
 この島の入り口にはレストランがあって、タパスバーだけの利用も可能ですし、ゆっくり休憩もできます。美味しいし、なによりいい風景が見れるのでおすすめです。レストランの定休日と重ならないように日程だけ確認したほうがいいと思います。(ほかにお店はありません!)
eneperi.com
 ここで頼んだデザートが、牛乳プリンの味がして「これ、私のおばあちゃんが好きなやつだ!」とびっくりしました。スペインではメジャーなおやつのようです。
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 私たちはそこからまた歩いて、別のビーチに向かいます。ここはとてもよく晴れていました。
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 でもやっぱり水は冷たいのです。友人にまた「泳ごう!」と誘われましたが、今回もビーチで歓談で勘弁してもらいました。二人でこれからの研究のことや個人的なことなど話し、いい時間が持てました。