Living Loving Leuven

溜池や ナマズ飛び込む 水の音

ゲントのレストラン&夜景

 朝からゲントへ移動。朝からゲントの地域の博物館へ。なんと石器時代から始まる充実の展示内容でした。ブリュージュが商人の街なら、ゲントは職人の街。手に職を持った人たちがギルドを通じて、ゲントの街を盛り立ててきたのが伝わってきます。ゲントの野望は、地元で生産した毛織物を、ブリュージュの商人たちを通さず、直接売り捌いて利益を増やすことでした。とても驚異深いのですが、ボリュームたっぷりの解説で、近代に入る前の中世でギブアップしてしまいました。
stamgent.be
 この日のランチは、予約していたKarel de Stouteにパートナーと行きました。このお店、大人気になってしまい、なかなか予約が取れません。バカンスシーズンで、ディナーの予約は数週間待ちで絶望的だったのですが、ランチはギリギリに滑り込みました。
restkareldestoute.be
 美しいお皿の数々。ペアリングのワインをお願いしたので、いい調子で酔っ払ってふらふらになりました。大変、大変、よかったです。また来たいお店です。
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 いい気分で街を散歩していて、珍しく運河をめぐるボートに乗ってみることにしました。ガイドさんが、英語、フランス語、オランダ語で解説してくれます。でも、朝からずっと案内しているそうで、疲れ果てて「ごめん、なんだっけ、英語出てこない」とぼやきながらのガイド。ちょっと可笑しかったです。
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 夜は、バーフ大聖堂で無料のサックスの四重奏の演奏会があったので、行ってみました。中はほぼ満席。街の人たちや観光客が所在なさげに座っています。演目はオーソドックスなクラシック音楽から、攻め気の難解な現代音楽まで。多重に響き合う音をコントロールしながら演奏するのは難しそうでした。観客もそれぞれ、音楽に浸っている人あり、ソワソワしている人あり、退屈している子どもあり、隣の彼女の腰に手を回すか悩んでいる青年あり、ととっても面白かったです。夏の夜のお楽しみですね。
 外に出るとすっかり暗くなっていました。ゲントの夜景を眺めながらホテルに戻りました。
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