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溜池や ナマズ飛び込む 水の音

大学の傾聴サービスを利用してみた

 メンタル的に「しんどいなあ」と思うところもあったので、大学の傾聴サービス(a sympathetic ear)を利用してみました。このサービスは、学生だけではなく、学生の親や将来的に大学を受験することを考えている人も利用できます。オンライン相談の予約がすぐに取れたので、今日、teamsでスタッフと話しました。
 私が相談したのは2点。1点目は、ステイタスについて。私はいま、ざっくり言うと客員研究員(visiting scholar)の立場にあります。これがちょっとやややくしくて、正規の学生でもなければ、正規の教員でもありません。なので、使えるサービスが限られていたり、情報がなかったりします。毎回、どこに問い合わせをすればいいのか億劫で、メールをしてもスタッフが返事をしてくれないと、しょんぼりすることになります。こちらの相談では、すぐに専門の部署のメールアドレスを教えてくれました。
 2点目は、メンタル的につらいということについて。こちらは、うまく話せるかどうか不安だったのですが、自分の英語力の足りなさや、日本への偏見やステロタイプで、ちょっと疲れていることを話しました。頷きながらゆっくり聞いてもらえるので、ウッと涙ぐみそうになったりして。私はノリやすい性格なので、聞いてもらえるだけでかなり満足しました。それから、言葉にして相手に伝えてみると、自分でも「在外研究者・留学生あるあるの悩みだなあ〜」と妙に客観的に見えたりして可笑しかったです。
 スタッフはPangeaという、国際交流センターを教えてくれました。ここに行けば、在外研究者や留学生と出会えるとのことでした。バディプログラムもあるらしい。今はちょっといっぱいいっぱいで、大学の人間関係を増やす気力はないけど、しばらくしたら遊びに行ってみようかと思います。電子レンジがあるのは魅力的。私はいまはお弁当を持っていく生活なので、昼休みに利用するのもいいかもしれません。
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 念のため、心理セラピストの紹介も受けられるとの情報も教えてもらいました。グループ活動もあるとのこと。しばらく様子を見て、またあんまりいい調子じゃなかったら、再び連絡するとお話しして傾聴終了。
 特に何か変わったわけではないですが、「なるほど、こうやってサポートはあるのか」ということが確認できてよかったです。こういうのが気軽に利用できるのはいいですね。
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