Living Loving Leuven

溜池や ナマズ飛び込む 水の音

ベルギーでのクレンジング・洗顔

 ベルギーに来て、ここ最近、ついに受け入れたことがあります。それは「石けんでの洗顔を諦める」こと……。私は環境問題に取り組む友人が多いのもあって、日本ではできる限り合成洗剤を使わず、石けんを使ってきました。こちらでも、洗濯やキッチンでは環境にやさしいecoverを愛用しています。環境主義者の友人によると、ecoverは成分分析で一番良い評価を得てるとのことでした。日本でも買えます。

 そして、長らく私は顔もクレンジングのあとに、無添加石けんで洗っていたのですが、ここ1年半暮らしてきて肌の乾燥が止まらなくなりました。医者もおすすめのADERMAの保湿剤はすごく良いけど、それでも乾く…… 困ってしまって、久しぶりに欧州在住者さんのウェブ記事などを読んでいると、衝撃のお知らせが。欧州では顔を洗うのに石けんは適していない……なんということ……。いえ、前から日本からの移住者さんには、こっちの人は顔を洗わず、拭き取りでぬぐうだけだと聞いていました。でも、子どもの頃からスッキリサッパリ洗顔が良いと信じてきた身には、しっかりメイクを落としたいし、ぬるぬるした拭き取り化粧水は信じていませんでした。でも、顔が洗うのが肌の乾燥の原因だろうと判明。
 以下のドイツ在住者さんの記事が詳しくて役立ちました。この方のおすすめのクレンジングミルクと洗顔料を使っています。
maricyan.net
 そうしたら、みるみると肌の状態が落ち着いてきました。あーあ、一年半も石けんにこだわって失敗しちゃったなあ、と思うくらいに……こっちで在住が決まった方には、さっさとこちらの洗顔方法に切り替えるのをおすすめします。今は体を洗うのもBIODERMAに変えました。スーパーで売ってる安いのでもいいんでしょうが、私はすぐに肌が反応して皮が向けたり、かゆくなったりするので、敏感肌用のブランドにしています。 私は食事に関しては適応が早くて、日本食には全くこだわりはなく、さっさとチーズとミルク中心の生活に変えたんですが、スキンケアは日本製にこだわってしまいました。やっぱり、子どもの頃から肌が弱いので、新しいものを使うのが不安だったんでしょうね。でも、大きな薬局も見つけて簡単に敏感肌用の製品が手に入ることもわかったので、あと半年はこういう製品を活用していきたいです。
 ちなみに、こういう商品のほとんどはフランス製。やっぱりフランスは美容に熱心なんですね。ベルギーの人はメイクにそんなに熱心そうでもないし、スキンケアも大雑把だなあと感じます。日本だと、韓国からの最新情報も入ってくるし、ブランドや宣伝文句より有効成分の含有量や、細かな用途をすごく気にするので温度差はあります。薬局で相談しても「これは敏感肌用だから」とか「これはアンチエイジング用だから」とかザックリ言われても、「えええ、それはただの広告」と思ってしまうのはまだ、あります……そして、私の愛用するビタミンC誘導体入りのセラムはこちらではメジャーではないっぽくてガッカリ。フランスに行けばあるのかも?!