Living Loving Leuven

溜池や ナマズ飛び込む 水の音

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 少し憂鬱な朝。この日は、自分の所属するリサーチラインで自己紹介をすることになっていました。あんまりにも緊張するので、先にスピーチ用の簡単な原稿を用意しておきました。
 でも、それが功を奏したのか思ったよりスムーズに話せたし、参加者も「うんうん」とうなずいて興味深そうで、私も少し自信を取り戻します。
 そして、いわゆる大学院のゼミだったので、議論を聞きながら「なるほど、これは自分がやってきたことだ」と落ち着いてきます。よく考えれば、私はもう博士号を取って5年も、非常勤講師をしながら研究活動をしてきたわけで、院生に比べればキャリアもあります。議論も大枠はすぐに掴めました。質疑を聞いていても、自分の考えていたことが、そんなに外してなかったようです。
 第一線やベテランの研究者たちのワーキンググループに比べれば、ずっと気が楽な議論でした。
 その後、次回のゼミで報告のチャンスをもらえることになったのですが、いわゆる「きちんとした話し方」でお礼を述べて、引き受ける旨を伝えられました。
 これは私の中で、ちょっとしたブレイクスルーでした! つまり、私は落ち着けば「それなりにやれる」のです。「慣れていく道筋」が見えてほっとしました。