Living Loving Leuven

溜池や ナマズ飛び込む 水の音

オランダ語学校2日目

 今日はオランダ語学校2日目で、昨日よりはずいぶんとスムーズでした。なぜなら、昨日の夕方、めちゃくちゃ復習して授業に臨んだからです。先生がものすごく私のことを気にしてくれて「日本の学生はいつもストレスを感じて参っちゃうから、リラックスしてね」と何度も言ってくれました。全くその通りだなあ、と。日本の教育では、文法や基礎単語から教えますが、こっちの語学学校はいきなり会話を復唱してコミュニケーションから入るのでめんくらうし、発音も母語とかけ離れているだいぶん苦労するはずです。こればっかりは、損だよな〜。
 と思っていたら、同じグループのロシア女子が「ロシア語とも全然違うから大変。もっと楽に学べる言語圏の学生もいるんだよね」と話しかけてきます。(ちなみに彼女は私を新入生だと誤解したらしく、俄然、親切になりました。そういうことにしておこう)タイ女子が「私なんてタイ語→英語に翻訳してから、オランダ語を理解してるよ」と言うので、「私もそうだよ」と苦笑いして頷き合います。帰りにタイ女子と連絡先を交換して、またお茶しようね、という話になりました。
 しかし、このクラスにいるのは中東と南米の学生がほとんどで、アジアは私とタイ女子だけ。クラス編成でナショナリティがばらけるように配置しているんでしょうが、欧州外の人ばかりです。アフガニスタンやシリアからの受講生もおり「いろいろみんな大変なんだろうな」と思いつつ、スパルタ授業が続きます。
 そして、今日はオンラインシステムについての説明がありました。教材や試験はすべて、マイクロソフトのシステムを通して行われるようです。これもコロナの影響なんでしょうか。でも、教材は全部、紙媒体なんですよね。重いし、資源の無駄なのでこれはオンラインにして欲しかったのですが。(社会統合プログラムの言語習得コースで、ラップトップを全員に持ってこいというのは無理な話なので、事情はわかります)